ご無沙汰をしております。
人形の柴崎代表の柴崎です。
節句人形屋の「夏」は何してるの?
実は良く頂戴する質問です。
端午の節句が過ぎるとすぐに、
翌年のひな人形の製作に関わる準備を進めております。
上の画像は、お人形の胴を選定している風景です。
お顔が付いていないので驚かれると思いますが、
お雛様は完全に「分業生産」ですので、
お顔と胴体を造る職人さんは別々なのです。
こちらの反物は、
中国三大刺繍の一つ、
汕頭(すわとう)で織られた刺繍で、
流通量も極めて少なく、大変貴重な逸品なのですが、
人形の柴崎用にお雛様を1組仕立てるよう
職人さんにお願いをしてきました!
呉服業界の方々と奪い合いになるのでは?
と心配になるくらい貴重な反物です。
この細やかな刺繍細工が、
お人形の袖や胸元にどのように映えるのか、
出来上がりが今からとても楽しみです。
私は数年前に、
汕頭と肩を並べる中国三大刺繍の一つ、
蘇州(そしゅう)に行ってきましたが、
その繊細な刺繍技術にはただ驚くばかり!
何代にも渡り受け継がれるべき生地であることを
現地で実感してまいりました。
節句人形は一生に一度のお買い物。
親から子への「愛情のカタチ」。
単に価格が安いだけではなく、
コンセプトのしっかりとした逸品を、
これからも皆様にお届けできるよう、
精一杯努めて参ります!
他にも沢山の新企画品がございますので、
12月の新作発表をどうぞお楽しみに!
山形県天童市 節句人形専門店
人形の柴崎
人形の柴崎オンラインストア
代表 柴崎 稔